映画 寄生獣



不朽の名作との呼び声の高いコミック

「寄生獣」

1988年から1995年までアフタヌーンにて連載され、
私はかれこれ20年来このマンガの大ファン。

生物の根幹に迫る心理描写が最大の魅力と思います。

かつてハリウッドが映画化の権利を買取り、
得意の塩漬け作戦で放置されておりましたが、
その権利の期限も切れ、
この度、四半世紀の時を超えて映画化されました。

公開日は11/29ということで昨日、見てきましたよ。




公開日当日にしてもう壊された看板。
さすがごじゃっぺさんが多いですな。



この映画、2部構成で、今回のは前編です。
現在アニメ化もされており、ちょうどアニメと同じ頃の展開で閉じています。

Alwaysシリーズや永遠の0と、VFXを多用し
かつ素晴らしい人間ドラマが魅力の山崎貴監督作品。

原作は非常にスケールの大きな話ですが、
限られた時間内で重要なポイントを押さえつつ、
省略できるところは省略し、まとめ上げた印象。

私はまあまあ面白いと感じました。

なまじっか原作を知っていると、
「おー、そのセリフをコイツに言わせたか!」
「うーん、そこへ至る心理描写が足りない!」
とか色々考えちゃいますが、
多分、初めてこの作品に触れる方は多いに楽しめると思います。

そして、「母性」の根源に迫る描写が面白いと思いました。
理屈じゃなく、超常的かつ普遍的に存在するものとして表現され、
これは原作でも触れられている要素です。

母性は脳を介さずとも発揮され、それが主人公を救います。
完結編でも、恐らくそれが重要なファクターとなるでしょう。





ミギーかわいいよミギー



11/29という「いい肉」の日に公開するには
結構キツイ描写もありますw
そこは原作にも負けないほどの戦慄を覚えます。





「生肉を食う」


永遠の0



今話題の映画「永遠の0」、1/11に観てきました。

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既にご覧になった方も多いと思いますし、原作もヒットし、
これからも多くの方がご覧になるでしょうから多くは語りません。


生きて帰るという、妻への約束を果たそうとした宮部久蔵が、何故特攻を志願するに至ったのか。

そこを、宮部久蔵の孫の目線で、じっくり考えていく映画であると思います。



このストーリーは本当に単純な感傷論では計り知れないものがあります。


絶対帰ってくるという約束を、

死んでしまったものの宮部は見事に果たしているということ。


そこに至るには、宮部の生き方、考え方、行動力に突き動かされた多くの人々の存在が大きいということ。




何故、特操の教官時代に、候補生たちになかなか「可」を出さなかったのか、

ここでも、決して感傷的な理屈などではなく、

宮部は敵艦に接近することがいかに難しいかを知っており、

決定事項である特攻という決死の作戦において、

更に無意味な戦死者を出したくないという止むを得ない決心の表れと理解しています。

それは最後のシーンで証明されたとおり、

卓越した技量を持っている者のみが、

特攻を成功させることができたからです。


そんなことよりも、この国の行く末を思えば、

若者たちは、生きて戦災から復興する原動力になるべきだと考えていたのですが。





観た方それぞれが、それぞれの目線で、

死生観を見つめることのできる映画だと思いました。


妻は、祖父のことを思い出したと言っています。

私の祖父も兵役に就きましたが、もっと色々聞いておけばよかったと思います。



原作とコミック版も、手に入れなくては!

風立ちぬ


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本日公開のスタジオジブリ映画、「風立ちぬ」観てきました。

宮崎監督が初めて自分の映画で泣いた、というこの作品、期待せずにはいられません。






以下ネタバレ注意!!!












美しく高性能な飛行機を作ろうとする主人公、
彼を取り巻く素晴らしい人々、
しかし時代に翻弄されていく。

病に冒され床に臥そうとも夫の心を支える妻。
やがて夫は大きな仕事をやり遂げる。

完成した美しい飛行機が、大きな成果とともに大空を舞う。
それは妻の命そのものであった。

ポルコロッソが見たと同じ夢の世界へたくさんの命と飛行機が飛んでいく。







この映画、人によって大きく捉え方、理解の仕方が異なる映画だと思いました。

妻曰く、男の人ならわかるのかもしれないね~、とのこと。

確かに、仕事をし、妻に支えられ、という立場であるのなら、グッとくると思います。




私はグッときましたよ~

これからも妻に感謝しなくてはいけないと思いました。






おおかみこどもの雨と雪



「時をかける少女」「サマーウォーズ」に続く細田守監督作品、

「おおかみこどもの雨と雪」

昨夜のレイトショーで観てきましたよ~

って、つい先ほどのことですけどww




IMG_0307.jpg


http://www.ookamikodomo.jp/index.html



感想・・ですか??







!感動した!



観ぬままに死ななくて良かった。



サマーウォーズで描かれた、
情報化が極限に達してしまったような世界でも、
結局大切なのは「人との繋がり」であるというテーマ。

今回も同様に重要なファクターでございます。

そもそもこの作品、携帯電話が出てきませんけどw


映像の美しさ、ストーリーの面白さもあるのですが、
私が特筆したいのは、登場人物同士の接し方。
特に母の「花」が子供たち「雨」と「雪」に対してのあらゆる台詞や表現。

子を育てるというのはこういうことだと、教えられたように思いますし、
それは周囲の人すべてを大切にしなければならないということに改めて気付かされるものでした。


多くを語る必要はないでしょう。

観て損はないとかいうレベルじゃないです。

観るべき作品です!


少なくとも、私はそう思います。



グスコーブドリの伝記


アニメ映画「グスコーブドリの伝記」観てきました。

http://wwws.warnerbros.co.jp/budori/


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ええ、観てきましたよ。

感想…… ですか?

絵がきれいでしたね。






宮澤賢治の原作や、ますむらひろし版コミックを知っている方にとっては、
物語にとって重要かつ欠かすことのできない筈の
くだりが端折られているような印象を受けるでしょう。

そして、その端折られた部分を埋め合わせるため、
原作等にはないシーンを挿入して補足しているのがアリアリでした。

私が考えるに、この物語にとって重要なのは後半の火山局勤務時の活躍であり、
勿論冒頭の幼少期のエピソードもあってこそではあるものの、
ダラダラお涙頂戴するような扱いをするものではないと思うのです。

子供にも理解できるように単純化したのかな?とも思うのですが、
ただただ物語を矮小化しているような印象を受けてしまいます。



まあ、映画化すると私のように原作等を知っている者の中には、
それぞれが思い描くイメージとの齟齬でつまらないと感じる者も居るのが世の常です。

しかし、原作等に触れることなくこの映画を見た私の妻も、
テーマを絞り切れていない印象を受け、内容もつまらないと感じているようです。


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口直しのため、昔読んだ、ますむらひろし版コミックを買って帰りました。

原作は、↓で読めます。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1924_14254.html



おおほいほい
おおほいほい


プロフィール

まーすぃ軍曹

Author:まーすぃ軍曹
サバゲチーム"H.S.S."元会長

銃口管理と楽しいサバゲの伝導師として日本のサバゲを元気にします。

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